みなさん、こんにちは。4月に浜松市で開業を控えております、前川です。                        

全5回にわたってお届けしてきた「失敗しないための農地転用・完全ガイド」も、いよいよ今回が最終回となりました。

これまでは農地法のルールや特例についてお話ししてきましたが、「理屈はわかったけれど、実際に手続きするのは大変そう……」と感じた方も多いのではないでしょうか。

最終回となる今回は、「行政書士に依頼すると、具体的に何が解決するのか?」という舞台裏と、私がこの仕事にかける想いをお伝えします。

1. 「書類を作る」だけではない、行政書士の本当の役割

行政書士の仕事は、単に役所の窓口へ書類を持っていくことではありません。農地転用というデリケートな手続きにおいて、最も重要なのは「事前調整」と「リスク管理」です。

  • 図面作成と現地調査: 法務局で公図を取り、現地で境界を確認し、整合性の取れた配置図を作成します。「ここに家を建てるなら、雨水はどう流すのか?」といった排水計画まで、細かく詰めなければなりません。
  • 農業委員会との高度な交渉: 「この計画なら許可が下りるか」を事前に担当者と協議します。あいまいな表現を排除し、法律の要件を満たしていることを論理的に説明する力が求められます。
  • 多方面との調整: 隣地の所有者様からの承諾を得たり、土地改良区との調整を行ったりと、地域コミュニティとの橋渡し役も担います。

2. 15年の経験が育んだ「精密な事務」へのこだわり

私はこれまで、医療の現場で15年間、一分一秒を争う状況や、ミスが許されない精密な作業に携わってきました。

医療現場では、「正確な記録」と「多職種との連携」が欠かせません。この経験は、実は農地転用の実務にそのまま直結しています。

  • 情報の精度: 膨大な資料から矛盾を見つけ出し、正確な申請書類を組み上げる力。
  • 連携の力: 土地家屋調査士や司法書士といった他業種の専門家とチームを組み、お客様の課題を最短ルートで解決する力。

「一つひとつの手続きの先に、お客様の新しい人生がある」。その重みを理解しているからこそ、私は一切の妥協をせずに業務へ取り組むために努力を惜しみません。

3. 4月、浜松市でスタートする「街の法律家」として

私は新城市で生まれ育ち、現在は浜松市に住んでいます。この大好きな地域で、土地の活用に悩む方々の力になりたい——。その一心で開業の準備を進めてきました。

農地転用は、ただの「作業」ではなく、「大切な土地を次世代へつなぐ儀式」だと考えています。

「この土地、どうにかしたいけれど、何から手をつけていいかわからない」 そんな漠然とした不安を、安心感に変えるのが私の目標であります。

まとめ:あなたの「やりたい暮らし」の伴走者に

全5回の連載をお読みいただき、本当にありがとうございました。 難しいイメージのある農地法ですが、正しく向き合えば、理想の暮らしを実現するための強力な味方になってくれます。

開業後は、農地転用だけでなく、遺言や相続、各種許認可など、地域のみなさまの困りごとに幅広く対応してまいります。 浜松市・新城市周辺の皆様、どうぞ末永くよろしくお願いいたします!

「開業準備中(令和8年4月開業予定)行政書士前川翔平事務所」