こんにちは、行政書士事務所の開業準備を進めているまえかわです!

新築一戸建てへの引っ越しと、心機一転の新しい車。ワクワクする瞬間ですが、ここで一つ大きな壁が立ちはだかることがあります。

それは、「Googleマップに家が載っていない」問題です。

新興住宅地や分譲地では、地図データが更新されるまで数ヶ月から1年近くかかることも珍しくありません。     「地図がないのに、どうやって所在図を書けばいいの?」という疑問に、現場視点でお答えします。

1. 地図にないなら「自分で作る」が基本

車庫証明の書類には、自宅周辺の「所在図」と、敷地内の「配置図」が必要です。 地図ソフトで検索しても「さら地」や「林」と表示されてしまう場合、以下の3つの合わせ技で対応します。

  • ハウスメーカーの図面を活用する: 契約時に受け取った「配置図」や「平面図」をベースにするのが最も確実です。
  • 公図(地図)を取得する: 法務局で取得できる「公図」には、最新の区画割りが載っています。
  • 現場で歩数やメジャーで測る: 最終的には、自分の足で確認した情報が最強の証拠になります。

2. 「所在図」を書き上げる3つのステップ

周辺地図(所在図)については、白紙にイチから書く必要はありません。

  1. 付近の「動かない目印」を探す: 近くの大きな通り、コンビニ、信号機など、地図に載っている場所を起点にします。
  2. そこからのルートを書き足す: 既存の地図をコピーし、そこに含まれていない新しい道路や区画を「手書き」または「図形描画」で追記します。
  3. 「新築につき地図未掲載」と一筆添える: 警察の担当者も人間です。「なぜ地図と違うのか」の理由を余白に書いておくだけで、確認がスムーズになります。

3. よくある質問:新築を建てたら、今ある車の車庫証明も取り直し?

ここで、疑問にお答えします。

Q. 家が完成しました。今まで乗っていた車の車庫証明も取り直す必要がありますか?

A. はい、住民票を新居に移すのであれば必要です。 厳密には「家を建てたから」ではなく、「引っ越しで住所が変わったから」手続きが必要になります。車検証の住所を新居に変更するために、新しい住所での車庫証明が必要になるのです。法律では住所変更から15日以内の手続きが定められていますので、忘れずに行いましょう。

4. 「配置図」は「再現性」が命

配置図で最も大切なのは、「調査員が迷わずに、ここだと確信できること」です。

  • 方位を正確に: 玄関がどっちを向いているか、コンパスアプリで確認しましょう。
  • 隣地との境界を明確に: 「隣は〇〇様宅」「南側は道路」など、周囲の状況を書き込むと親切です。
  • 入り口の有効幅員: 道路から車庫に入る「一番狭い場所」の数値を必ず入れましょう。

5. 行政書士が「現地調査」で行う秘密の確認

行政書士が現地へ行く際、実は地図に載っていない場所以外にも「ここ」を見ています。

プロのチェックポイント:カーポートの支柱と高さ 地面(平面)のサイズが足りていても、カーポートの柱が邪魔でドアが開かなかったり、高さ制限でルーフキャリアが当たったりしないか。これらは地図やハウスメーカーの図面だけでは見落としがちなポイントです。

6. まとめ

地図に載っていない場所での申請は、少しだけコツと手間が必要です。でも、その「少しの手間」を惜しまないことが、一発受理への近道になります。

「自分で書くのはやっぱり不安…」「新築の手続きで忙しくて、警察署に行く時間がない!」という方は、ぜひ行政書士を頼ってみてください。最新の分譲地でも、現地へ飛んで正確な図面を作成し、確実な申請をサポートいたします。

次回予告: 「えっ、そこも測るの?」車庫証明の現地調査で警察官が見ている、意外なチェック項目について深掘りします!

「開業準備中(令和8年4月開業予定)行政書士前川翔平事務所」