みなさん、こんにちは! 4月に浜松市での事務所開業を控えております、前川です。
シリーズでお届けしている「ドローン×行政書士」。 第4回となる今回は、私の出身地でもある新城市、そして奥三河エリアにスポットを当てます。
この地域には、鳳来寺山や阿寺の七滝、四谷の千枚田など、ドローンで空撮したくなるような絶景が数多くあります。「この美しい景色を背景に、最高の1枚を撮りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、大自然の中だからこそ、忘れてはならない「空のマナー」があります。
1. 「どこでも飛ばせる」は勘違い?場所選びのキホン
「山の中や川原なら、誰にも迷惑をかけないから自由に飛ばしていいよね?」 実は、ここが一番の落とし穴です。
たとえ住宅地から離れていても、そこが「国有林」であったり、「河川法」による制限があったり、あるいは「市町村の条例」**で飛行が禁止されている公園だったりすることがあります。
- 土地の所有者は誰か?
- その場所独自のルールはないか?
これらを事前に調べるのは、ドローンパイロットにとって必須のステップです。新城・奥三河のような豊かな自然を守るためにも、まずは「その場所のルール」を確認することから始めましょう!
2. 地域の方々に「安心」を届けるための事前準備
ドローンを見慣れない方にとって、上空を飛ぶ機体は「騒音」や「プライバシーの侵害」と感じられてしまうことがあります。
特に、農作業中の方や観光客の方がいらっしゃる場所では、無断で飛ばすことがトラブルの元になりかねません。
- 挨拶と説明: 近くに人がいる場合は「今から調査(撮影)で飛ばします」と一声かける。
- 掲示板の活用: Crowdfundingなどで応援している地域プロジェクト(例えばサウナ施設やキャンプ場など)であれば、管理者を通じて事前に周知しておく。
こうした「現場でのコミュニケーション」こそが、安全な飛行を支える土台になります。
3. 「愛されるパイロット」=「徹底した法令遵守」
私が大切にしたいのは、「地域に愛されるパイロット」を増やすことです。
「少しだけならルールを破っても大丈夫だろう」という安易な考えが、結果としてドローン全体の規制を厳しくし、素晴らしいテクノロジーの普及を妨げてしまうからです。
航空法や電波法(アマチュア無線等の知識も重要です!)を正しく理解し、必要な許可申請を確実に行うこと。この「当たり前の徹底」こそが、プロとしてのプライドであり、地域への敬意だと私は考えています。
まとめ
新城・奥三河の美しい風景を次世代に残していくために。 ドローンを飛ばす際は、カメラのレンズ越しだけでなく、「自分の足元にあるルールと、地域の方々の安心」にも目を向けてみてください。
「ここで飛ばしても大丈夫かな?」と迷ったときは、ぜひ専門家にご相談ください。複雑な法令を読み解き、皆さんの「撮りたい」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
次回はシリーズ最終回。【未来編:行政書士が「空」の窓口になる理由】をお届けします。
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